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5. 交通の方法に関する教則

5-1. 歩行者と運転者に共通の心得

交通の方法に関する教則-歩行者と運転者に共通の心得-基本的な心構え

5-1-1. 基本的な心構え

1)交通規則を守ること

道路は多数の人や車が通行するところです。交通規則は、みんなが道路を安全、円滑に通行する上で守るべき共通の約束事として決められているものです。言い換えれば、交通規則を守ることは、社会人としての基本的な責務なのです。


2)道路を通行するときの心構え

道路を通行するときは、決められた交通規則を守ることはもちろん、それ以外にも、道路や交通の状況に応じて、個々に細かい配慮をしなければなりません。次のような心構えを忘れないようにしましょう。

  1. 周りの歩行者や車の動きに注意し、相手の立場について思いやりの気持ちを持って通行すること。
  2. 沿道で生活している人々に対して、不愉快な騒音などの迷惑をかけないように配慮すること。
  3. 万一の場合に備えて、自動車保険に加入したり、応急救護処置(交通事故の現場に於いてその負傷者を救護するため必要な処置)に必要な知識を身につけたり、救急用具を車に備え付けたりするなど平素から十分な用意をしておくこと。
  4. 交通事故や故障で困っている人を見たら、連絡や救護に当たるなど、お互いに協力しあうこと。
  5. 自動車の運転者はもちろん、歩行者や自転車に乗る人も、自動車の死角、内輪差など自動車の特性をよく知っておくこと。
  6. 道路に物を投げ捨てたり、勝手に物を置いたり、その他周りの人の通行の妨害や迷惑になるようなことをしないこと。