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3. 年齢に応じた運転特性

年齢に応じた運転特性

人間は誰もが加齢によって身体的、心理的に影響を受けます。経験や知識が増えるというプラスの影響もある反面、癖や慣れというほかに、身体機能が低下したり、集中力や判断力が鈍るというマイナスの影響もあります。

【高齢運転者の一般的特性】

年齢に応じた運転特性-高齢運転者の一般的特性

他の年齢層と比べると出会い頭事故の割合が高い傾向にあるといわれています。事故原因では安全不確認、運転操作不適、一時不停止が多い傾向も特徴です。
※「交通統計」平成22年版
  (財)交通事故総合分析センター

高齢者に多い運転特性としては、
  • 自分に甘く「相手が止まってくれるだろう」など、他者に頼った判断をしてしまう
  • 速度は控え目であるが、加減速のタイミングが遅れる

【若年運転者の一般的特性】

若年運転者(16〜24歳)は他の年齢層に比べると事故率が最も高く、追突事故を起こしやすい傾向にあり、その原因は脇見運転、漫然運転が多くなっています。
傾向としては、
  • 「自分は運転がうまい」と思い込んでおり、速度の出し過ぎや強引な追い越しなどをしやすい
  • 前車がもたもたしていると腹を立てたり、歩行者を邪魔に思ったりという攻撃的な気持ちになりやすい